2009 年 6 月 29 日 | ||
7:00 PM | to | 9:00 PM |
非正規教員による
非正規労働者のための
非正規大学
─────地下大学 [6月]
【谷川雁と竹中労】
───〈うた〉は殲滅されたのか?
「日本の歌」から「日本禁歌集」へ
・神谷一義(off noteレーベル主宰)+平井玄+本山謙二
・6月29日 19~21時
・素人の乱12号店・高円寺北中ホール
・資料代500円+投げ銭(自由意思)
「動乱の詩人」谷川雁が、筑豊の坑底に逆巻く粉塵のように甦ろうとしている。
『谷川雁セレクション』(日本経済評論社)が刊行され、道の手帖『谷川雁』(河出書房新社)が刊行された。
そして歌に執心したもう一人の動乱思想家、竹中労による1969年の録音記録集
「日本禁歌集」全5巻(off note)も復刻されている。
「ある時ある場所で、私たちの皮膚を全開放する肉声」(雁)は、
一体、いつどのようにして殲滅されたのか?
私たちは今こそ「動乱の歌」を必要としている。
『日本禁歌集ブックレット』の刊行を機に、鎮圧され埋葬された歌声を聴きながら、
1960年の谷川雁による「日本の歌」論から、60~70年代の竹中による禁歌から琉歌への運動までを、
off noteレーベルを主宰する神谷一義とともに語り合いたい。