2009 年 9 月 13 日 |
1:00 PM | to | 5:00 PM |
「天皇即位20年奉祝」やめろ!9・13集会
〈部落差別と天皇制〉
「連続・大量差別はがき事件」から見える現代の部落差別
9月13日(日)13時半開場 14時開始
講師:浦本誉至史さん
会場:渋谷区笹塚区民会館
資料代 500円
主催 :「天皇即位20年奉祝」やめろ!行動
後援:〈天皇即位20年奉祝〉に異議あり!
え~かげんにせーよ共同行動
連絡先:全関東単一労働組合気付 TEL&FAX03-3863-3433/
housyuku_hantai@yahoo.co.jp
講師の紹介
1965年兵庫県生まれ。1984年大学進学のため上京。「連続・大量差別ハガキ事件」の被害者であり「代表刑事告訴人」。現在、部落解放同盟東京都連合会執行委員。著書に『江戸・東京の被差別部落の歴史』(明石書店)。
「休日化」法案反対
「天皇陛下御即位20年を記念する日を休日とする法律案」が、通常国会(6月26日)に上程されました。法案には「国民こぞってこれを祝うため」と、明記しています。解散によって廃案になりましたが、選挙後の次期国会で成立が予想されています。
「休日化」法案反対の声をあげていきたいと思います。
「貴族あるところ賎族あり」
“天皇制は、差別の元凶である”と言われています。部落解放同盟初代委員長である故・松本治一郎さんは、「貴族あるところ賎族あり」として部落差別の本質は天皇制にあるとし、叙勲を拒否しました。
皇太子ナルヒトが小和田雅子と結婚する時にはマスメディアは、小和田家の「家柄」を報じ、その「良家」ぶりを賞賛しました。「家柄」や「血筋」=血統主義は、天皇制の根本思想であり、部落差別や女性差別を拡大再生産しています。
部落差別事件は近年ますます頻発しています。2003年5月から2005年10月にかけて起こった「連続・大量差別はがき事件」は、東京を中心に全国の被差別部落出身者や団体に、合計400件にもおよぶ差別はがき、手紙、物品を送りつけるなど悪質な差別事件でした。
差別排外主義と闘おう
現在、在日韓国・朝鮮人、外国人、アイヌ民族を排撃する運動が公然と各地で行われています。戦争と貧困と格差社会の中でますます差別排外主義が拡がっています。
今回、「連続・大量差別はがき事件」の被害者である浦本誉至史さんをお招きし、「生き地獄の550日」とその苦闘を通じて現在における部落差別の実態を明らかにし、「アキヒト天皇20年」を撃ちたいと思います。是非ご参加下さい。