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皇室関係 : 女天研はこう考える 「人格否定」をしているのは皇太子、あなたです
投稿者: daikos 投稿日時: 2004-6-5 9:41:49 (4395 ヒット)

女性と天皇制研究会(女天研)が、以下のような声明を発しました。

  女天研はこう考える 「人格否定」をしているのは皇太子、あなたです

 デンマークなど3か国訪欧に際し、同行できない皇太子妃の健康不調の原因を「雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあった」とする皇太子発言は、女に子を産ませることで維持される「世襲制」に支えられている自らの立場を棚に上げた、厚顔無恥な発言です。雅子が「世継ぎプレッシャー」にさらされるのは、他ならぬあなたの「妻」だからです。それがまるで「旧態依然とした制度」への挑戦であるかのような、ポジティブな発言として容認されていくことに、私たち女天研は強く反対します。


 世継ぎを産んで一人前といった女性にのみ押しつけられる「旧態依然とした制度」をその存在基盤とすることで、権威と特権的地位を得ているこの夫婦に、一般人とはまったく異なる次元で「世継ぎ」が重要視されるのは至極当然のことです。不妊治療を強要してでも世継ぎを産ませようとするグロテスクさは、“万世一系”“伝統”を継承することで成立する特権階級・天皇家そのもののグロテスクさであり、皇太子夫妻が寄って立つ基盤の本質なのです。
 はっきりしておきたいのは、男か女か、直系か傍系かといった序列を明確に規定する皇室において、女性の「人格」など尊重されてきたためしはない、ということです。求められるのはつねに「笑顔」。健やかさ、美しさ、聡明さ、子への愛情、順調な夫婦関係を演出するための「笑顔」です。また、雅子が外交官としてのキャリアを「真の意味で」生かすとすれば、それは「皇族」には禁じられた恣意的な公の政治的言動を行うことを意味します。そもそも雅子が仕事を辞めたのも、皇太子という次期天皇が結婚相手だったからです。女性がどうしてもその仕事を断念してしなければできない結婚など、一般人にはありえない。それを十分承知の上で、雅子との結婚を望んだのは誰ですか? 雅子のキャリアをまっ先に否定したのは、他ならぬ、皇太子です。
 かりに雅子が一般人に比して極度のストレスにさらされているとするなら、それは特権的地位にある皇族女性であるからにほかなりません。雅子のストレスの原因 がいつも夫婦の関係「外」に想定されること自体、この夫婦の特殊性を証明し ています。雅子の真意はここでも切り捨てられるのです。その上で、夫婦がい まの地位を捨てることなく一般人にかぎりなく近い「自由」をも享受しようと するなら、それはまさに特権の行使としてとらえられるべきです。そのとき、病身の雅子に割り振られる役割とは、この国におけるジェンダーを規定する存在でありながら、その抑圧に苦しむ一般女性たちを特権的地位によって「代表」する存在になること、それによって皇室の「民主化」=「権限拡大」を担うこと。打開策として出されている「女性天皇制」と全く同じ、天皇制にとってのみ都合のいい構図なのです。
 今回の皇太子発言が、本当に夫婦愛に根ざしたものであるならば、制度にのっとった地位を自ら去る覚悟があってこそ発せられるべきです。そもそも、雅子にプレッシャーをかけるなとマスコミを批判した、その舌の根も渇かないうちに、マスコミを利用して宮内庁批判をする、こういった手前勝手な言動が、皇太子という権威なしに成立するわけがありません。そういう自らの特権的地位に無自覚であるどころか、自らの希望に沿って行動を決めることを要求するふるまい自体が、憲法に定める「国事行為」の範囲を逸脱していることを、この次期天皇はまったく解していません。
 皇太子は、自らの越権行為を強く自覚するべきです。何よりも、「愛する」女性の職業である外交官をやめさせ、そのキャリアを一番はじめに否定した張本人の言う言葉として、あまりにもお粗末であり、身勝手極まりないものです。
 現に、宮内庁はこの発言を受けて「公務の内容を見直す」などと発表しました。天皇皇后の口添えあってのこと! こんな親バカ丸出しによる権力行使を決して許してはなりません。私たち一般人の「人権」感覚から率直にいえば、雅子は今すぐ皇太子と「離婚」して、こんな一家から離脱すべきです。
                2004年5月29日 女性と天皇制研究会

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