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法体制 : 8.15行動(靖国デモ)に対する右翼による襲撃・テロを許さな い!
投稿者: daikos 投稿日時: 2009-8-25 22:46:00 (3581 ヒット)

8.15行動(靖国デモ)に対する右翼による襲撃・テロを許さな い!
〜抗議とカンパの要請〜

 2009年8月15日、私たち「アキヒト天皇制 20年=『戦争国家で安心安全』を問う8.15行動」は、文京区内で 集会を持ったあと、夕方から神保町、九段下にかけてデモ行進をおこ なった。
 今年も8月15日には、武道館で、天皇出席のもと「全国 戦没者追悼式」がおこなわれ、また、多くの議員や閣僚が靖国神社を参 拝した。それらは、戦争の死者の「追悼」をとおして、「国のための 死」を賛美し顕彰する行為にほかならず、同時に現在の「戦争」の死を 肯定する行為である。私たちは毎年、反天皇制運動の実行委員会を組 み、この日、この地域を中心に作り出される「慰霊空間」に、「否」の 声を突きつけていく行動として、デモに取り組んできた。
 今年、その私たちのデモは、例年を越える規模での右翼による妨害 と、暴力的なテロに直面した。
 九段下に向かう靖国通りでは、右翼の波状的なデモ隊への攻撃が続 き、九段下を越えたところでは、在特会など「行動する保守」を自称す る連中を中心に、既成右翼や、やじ馬右翼も含めて動員された大量の右 翼が「日の丸」を掲げて結集し、差別排外主義的な言辞を吐きながらデ モ隊を攻撃し、その一部は背後からデモ隊にしつこくつきまとい、さま ざまな暴力行為を続けた。
 かれらは、この一連の行動をもって、「反日左翼のデモを粉砕した」 などと豪語している。さらには、私たちがデモを途中で打ち切ったなど というデマ宣伝もしている。だが、私たちは、そういった右翼の攻撃 や、右翼を理由にもっぱら私たちへの規制にのみ専念する警察権力の介 入をはねのけ、予定通りデモを最後まで貫徹し、彼らに対するシュプレ ヒコールを上げて解散していったことをあらためて確認しておきたい。
 しかし、この過程で、突入してきた右翼によって、数名の参加者が負 傷させられた。とくに、解散して駅に向かって移動していたデモ参加者 に対して数名の右翼が襲いかかり、最長で全治三週間という、流血を伴 う怪我人が出た。
 自分たちの意に沿わない意志を表明して歩いているというだけの理由 で、そのデモを暴力的につぶそうとする行為、これはまぎれもなく右翼 による襲撃=テロである。そのことを許してはならない。
 かれらは数日前から私たちのデモの「粉砕」をよびかけ、また、解散 時にデモ隊を襲った右翼は、職業的ともいえる暴力を発揮した。完全に 計画的に準備されたテロ攻撃であるといわねばならない。そして、彼ら は今後も継続してそのような攻撃を続けていくことさえ、公然と宣言し ているのである。
 このような右翼の暴力は、侵略神社としての靖国神社を守りたいとい う、彼らの「危機感」に根ざしている。私たちは、右翼テロと不可分で ある靖国空間=「慰霊・追悼」の政治性を撃つ行動を、これからも続け ていくであろう。そして、多くの人とともに、排外主義・天皇主義右翼 によるあらゆる暴力を決して許さないという声を大きくし、彼らを包囲 し、孤立させていかねばならない。
 すべての人びとの注目と、引き続いての協力を訴える。

 *以下、当日の右翼の主な暴力行為を箇条書きにして示す。
 ・つきとばしや殴打、背後からの蹴り、目やノドをねらったパンチ。
 ・帽子の強奪、シャツの破損、メガネなどの破壊。
 ・ペットボトルやコーン、植え木の投げつけ。
 ・大きなパペットの破壊、小さなパペットの強奪。
 ・横断幕の損壊(複数)と強奪。
 ・写真やビデオの無断撮影。
 ・事務所前での街宣。事務所のあるビルに入っている店舗の店員を、 実行委メンバーと誤認してつかみかかる。

 これら怪我人(病院費用)や物損に対する救援カンパも、あわせて訴 える。

 郵便振替口座番号 000110−3−4429
 加入者名 ゴメンだ! 共同行動
「8.15行動カンパ」と明記してください。

  2009年8月23日

アキヒト天皇制20年=「戦争国家で安心安全」を問う8.15 行動実行委員会

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