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皇室関係 : 天皇明仁の派兵支持発言を糾弾する
投稿者: nomad 投稿日時: 2004-4-16 14:31:51 (3622 ヒット)

 4月13日、天皇明仁・皇后美智子は、来日中のチェイニー米副大統領夫妻を皇居に招いて「会見」をおこなった。明仁はそこで、現在イラクで武装グループ「サラーヤ・アル・ムジャヒディーン」によって拘束されている3名の日本人人質事件についてふれたあと、「自衛隊は給水や医療活動など、復興支援のために派遣されたものであり、イラクの人々の幸せに貢献することを願っております」と述べた。われわれは、明仁のこの犯罪的な発言にたいして、強い怒りを覚える。とりわけ、この時期にこうした言葉を平然と吐いた明仁を弾劾する!

 4月10日、川口外相は武装グループにあてたメッセージの中で、拘束された3人が、イラクの子どもたちへの医療援助や、戦争被害に取り組んできたことなどについて紹介しつつ、日本も「多額の資金と人員をもってイラクの復興に取り組んでいます。我が国の自衛隊もこのために派遣されているのです」と述べた。これにたいして、3人の家族は、この部分の削除を強く要求したにもかかわらず、無視されてしまった。川口の発言は、3人のおこなってきた活動と、派兵された自衛隊の活動が同一のものであると強弁するメッセージだ。イラクの人びとに直接届くかたちで、民衆の立場からの援助と交流をすすめてきた3人の活動を、米英の侵略戦争・占領行政に積極的に加担し、イラクの人びとに敵対するための自衛隊派遣と同一視することなど、決して許されるはずはない。
政府は、自衛隊派遣によって3人を含むNGOなどの活動を妨害し続けているばかりでなく、自衛隊派兵の正当化の論理にさえ利用し、そのことで現在捕らわれている3人の命さえも危険な状況に追い込んだのだ。

 今回の明仁の発言は、そうした川口の発言と全く同じだ。そして、やはり同様に、3人の命を危険にさらすものであることを全く省みないものである。こういう事態が進んでいるさなかに、自衛隊派兵に対して明確にエールを送り、小泉政権とアメリカとの密接な関係を支持してみせたのである。自らの政治行動が正当化され、貫徹されさえすれば、3人の命などどうなってもいいというのが日本政府の一貫した立場だが、明仁もまた、そうした路線をはっきりと支持し、そのために自ら大きな役割を果たしたのだ。

 今回の明仁の発言は、かつてなく突出したものである。現行憲法上において、天皇の政治的な活動は大きな制約を受けているはずだ。にもかかわらず、議会やマスコミ等でそのことを問題にする動きもほとんどない。天皇という、マスコミや「国民意識」において、それへの批判が決して許されない存在の発言として、それは大きな政治的な意味を持つ。
われわれは、天皇の政治的権能の強化に反対するという立場から、今回の明仁の発言を糾弾する。のみならず、今回の明仁の発言の内容が持つ政治的な意味と、それが果たす重大な犯罪的役割故に、強い弾劾の意思を表明する!

 2004年4月14日
 反天皇制運動連絡会

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