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運動情報 : 反天連メーデー宣言
投稿者: daikos 投稿日時: 2008-5-10 18:00:00 (1811 ヒット)

反天連メーデー宣言
 2007年12月20日、天皇アキヒトは誕生日を前にした記者会見で次のように述べた。
 「社会格差の問題については、格差が少ない方が望ましいことですが、自由競争によりある程度の格差が出るのは避けられないとしても、その場合、健康の面などで弱い立場にある人々が取り残されてしまうことなく社会に参加していく環境をつくることが大切です。また、心の中に人に対する差別感を持つことがないような教育が行われることが必要と思います」。
 格差・差別の根源は天皇制にあり。
 差別の上に成立する天皇制のボスが格差社会について語り、「人に対する差別感を持つことがないよう」などと説教する。それだけでも不愉快千万であるが、それで天皇の株が上がるのというのであれば、それはあまりにも人をなめた話である。
 しかし一方で、天皇制の将来を案ずる学者・原武史は、皇太子夫婦に対して「救済の天皇」たれ、と提唱したりしている。宮中にこもって祈るのではなく、「ネットカフェ難民」や「プレカリアート」と呼ばれる人々を皇居に招いて食事をしたり、「ネットカフェ」に出向いて彼らと同じ食事をしたりしろと。もちろん、そんなことでこの格差社会に苦しむ人々が救われるはずもないことは、この御用学者はわかっている。曰く「皇太子夫婦が自ら降りていき、格差社会の救世主になることができれば、草の根レベルで皇室に対する関心を広げていくことができる」。
 「救済」されなければならない人々は、天皇一族にとっては「慈愛」をほどこす対象、言い換えれば利用の対象でしかない。不平等な条件にある者を慰め、励ます。それだけで天皇の株が上がり、当の問題は核心から外されていく。
 天皇制は天皇を頂点とした格差と差別を是とする身分制度である。当然、ここにいる誰一人として天皇になることはできない。生まれ落ちたところで人生の選択肢がほぼきめられてしまう、世襲制の身分制差別社会なのだ。たとえば天皇の一族として生まれれば、最高級の祝福を受け、その乳飲み子は年収305万円。そして最高の権威を背負って生まれ落ちた天皇一族は、私たちの平和な生活を祈っているらしい。しかし彼らの祈りとは、この差別社会が平穏に続くことを願う呪いの言葉でしかない。
 まずはこのような天皇制社会の常識や価値観をくつがえそう。ほしいのは天皇の「慈愛」でも祈りでもないのだ。そんなものは犬に喰われてしまえ。平等で民主的な関係を築ける社会のあり方を目指し、声をあげ、行動するしかないのだ。反天皇制の闘いがそのような運動に繋がっていくことを、私たちは確信している。ともに闘いましょう。
 2008年メーデー
 反天皇制運動連絡会

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